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2012年9月28日 (金)

沖縄で住む地域選び

沖縄に暮らしたい、そんな考えを持っている方はほとんど「沖縄が好き」という気持ちが根底にあると思います。実際にどこへ住むのかを選ぶに当たっては色々な要因があると思いますが、フリーランスでネットを通じて仕事をするスタイルでもなければ、やはり住むところは通勤の便が良いところ、という選択になるのではないでしょうか。
沖縄は狭いです。
本島でさえ2日もあればぐるりとドライブできてしまいます。地続きで他県へ行ける本土と違い、すぐ海へぶつかり行き止る分、やはり狭いなと感じます。車さえあればまず買い物に困ることはないので住み辛い地域というのはないように思えますが、人口の少ない北部に行くと集落ごとの繋がりが強いので、そこへ溶け込んでいく勇気は必要になると思います。これが、離島へ住みたいとなればまた話が大きく変わってきますが…。ここでは本島に絞って、いくつか街を取り上げて特徴を挙げてみます。

那覇市
現在の県庁所在地であり、人口は32万人、人口密度は九州沖縄地区で一番高いのです。建物が密集する那覇の市街地は生活の利便性は東京とほぼ変わらないかもしれません。むしろ都市機能が集中しているので東京よりも便利という声もあります。那覇市はもともと那覇、首里(しゅり)、真和志(まわし)、小禄(おろく)の4つの地区からなり、今もそれぞれの特徴を残しています。特に首里は、首里城があることからわかるように政治の中心でした。首里の住人には、琉球王国が滅亡して130年経つ今も、王侯貴族出身という自負のある年配の方もいるとのことです。現在は、アメリカ軍用地の再開発によって「おもろまち」などの新都心地区が出現したので5つの地区で区分されるようにもなりました。那覇市には本土の建設会社が計画したマンションが多いので、整備された街並みも含め、本土の人が考える「沖縄らしさ」が少ないように思えます。都心から沖縄へ引越し、あまり生活スタイルを変えたくない、という方にはおすすめです。
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浦添市、豊見城市、南風原町、西原町
那覇市を囲むこれら4つの街は、ベットタウン的存在です。特に浦添市(うらそえし)は人気が高く、那覇で仕事をする若い夫婦に絶好の場所です。国道58号線、国道330号線など幹線道路が通り、中部・北部へのアクセスも便利です。
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豊見城市(とみぐすくし)は那覇の南側に接し、空港からも近いところにあります。那覇市や南部へのアクセスは便利ですが、中部へ行くには那覇市周辺の渋滞を抜けて行かないといけないのでやや不便ですが、那覇からも近く、のどかな風景も楽しみたい方にぴったりです。
南風原町(はえばるちょう)は大型のショッピングセンターやシネマコンプレックスがあり、高速道路のインターチェンジもできたことから、最近人気が出てきています。家賃も少し安いので穴場の存在といえます。
西原町(にしはらちょう)は那覇市の東側に面しています。琉球大学があるので、周辺には手頃なワンルームマンションが多く便利です。また琉球大付属病院には離島から運ばれてくる患者も多く、その家族を受け入れるマンスリーマンションもあるので、意外な目の付け所かもしれません。
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宜野湾市、北谷町
那覇市の北側へ順番に、浦添市、宜野湾市(ぎのわんし)、北谷町(ちゃたんちょう)という位置関係です。宜野湾市はテレビでよく取り上げられている普天間基地のあるところで、基地を挟んで西に国道58号線、東に国道330号線、この2つの幹線道路周辺に住宅地が広がっています。宜野湾市は那覇から中北部へ走るバスが次々と経由していくのでバスの便が多く、通勤通学が便利です。国道58号線の西側は現在再開発が進み、新しいマンションが次々と建てられています。
北谷町は西海岸リゾートの入り口とも言える街で、アメリカンビレッジは地元客にも観光客にも人気のスポットです。もともとアメリカ軍基地の跡地であったハンビー地区は、今もその名が残っており、個性的なセレクトショップやおしゃれな雑貨屋、カフェが並びます。湾岸地域のマンションには外国人も多く住んでいますので、沖縄の中でも異国の雰囲気が漂うエリアです。国道58号線の東側は密集した住宅地となっており、高台なので海が見える物件が見つかるかもしれません。
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沖縄市
旧コザ市が隣の美里村と合併してできた、那覇市に次ぐ大きな都市。1974年の合併から40年近く経つというのに、いまだに「コザ」の名称は愛されており、バスの経由地案内にも「コザ」と書いてあったりします。沖縄市は嘉手納基地に隣接する為、朝鮮戦争やベトナム戦争の頃は基地の門前町として栄えました。そういう背景もあり、ワールドワイドな食文化や、音楽がこの地で生み出され、現在メディアで活躍する沖縄出身アーティストも沖縄市出身者が多いのです。住んでいる人種も実に多種多様で、県内一国際色豊かでディープな街です。
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名護市、国頭村
買い物や公共機関に困らず、なおかつ自然の中で暮らしたい、という方には名護市(なごし)がおすすめです。名護市役所のある西側は大型スーパーはじめひと通りの都市機構が揃っており、生活には困りません。北部の中心都市であるこの名護市を生活の拠点とし、休みには北部の大自然を楽しむ、というスタイルもいいかもしれません。

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国頭村は一番北側にある本島の秘境。国有林が広がり、昔ながらの自然の生態系が今も変わらず守られています。畑を耕し、豚や鶏を飼育しながら自然にどっぷり浸かって暮らしたいという方に向くと思います。ここでは賃貸マンションを借りるというよりは一軒家の貸家が見つかるでしょう。天然記念物のヤンバルクイナに会えることもあるかも知れません。

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