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2012年9月27日 (木)

沖縄の食べ物について

沖縄では日常の食卓に、豚肉料理が並んで、ちゃんぷるー(炒め物)やもずく…なんて想像をしますが、実際はそんなことありません。至って普通の食事内容であり、カレーやハンバーグ、肉じゃがやお刺身何でも食べています。

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また、沖縄は物価が安いイメージがある、という方も多いのですがそんなことはありません。

県産の野菜や魚介類などは確かにありますが、スーパーに売られているものはほとんど海を越えて運ばれてきたものであり、その運搬費用が金額に加算されているわけですからむしろ本土より高かったりします。

品揃えについては大体のものはありますし、そこに輸入品や、沖縄独特の食材が加わったりしますので、本土より種類がある食材もあったりします。それぞれの食材の種類について細かく説明していきます。

主食
主食であるお米ですが、実は沖縄でも米の栽培が行われています。(私は引っ越してくるまで知りませんでした。)コシヒカリやひとめぼれが主流です。毎年時期が来ると、「石垣島では日本一早い田植えが行われました…」などとニュースをやっています。当然収穫時期も早いわけで、品種によっては6月に収穫を迎え、新米が出回り始めます。とはいえ、水源の確保や気候が厳しい沖縄では米の収穫量も少なく、必要量のほとんどを他県のものに頼っています。スーパーには北海道から九州各県まで、実に多くのお米を目にすることができます。仕入れ状況によって産地が次々と変わるので、先月買った○○産のお米が今月は買えない、ということも度々あります。
パンについてはちょっとユニークです。やはりパンは日持ちがしないということもあり、本土ではシェアの大半を占めている製パン業者も沖縄への進出は諦めているか、沖縄県内の製パン業者に製造を委託しています。そのため引っ越して間もない頃は、スーパーやコンビニに並んでいるパンに印字されている、沖縄の製パン業者の名前を見ては珍しがっていました。

沖縄での麺類のシェアナンバーワンはやはり「沖縄そば」でしょう。沖縄で「そば」といえば間違いなく「沖縄そば」のことですし、そば粉で練った「日本そば」を一度も食べたことが無いという人もいます。(スーパーにはちゃんと売っています。)当然のことながらスーパーでの沖縄そばの売り場面積は広く、太麺、細麺、平打ち麺…など様々な種類が売られています。そばダシも豊富で、驚いたのは1キロ2キロの袋詰めになったストレートタイプのそばダシが売られており、豪快です。麺類といえば「そうめん」も年間通して豊富に売られています。夏の冷やしそうめんだけではなく、軽く茹でたそうめんを野菜と炒めて食べる「そうめんちゃんぷるー」という料理があり、よく食べられています。

豪快な肉売り場
沖縄で、一番需要のある肉はやはり豚肉です。郷土料理にも豚肉が使われているものが沢山ありますし、豚肉は「鳴き声と蹄(ひづめ)以外食べられないところがない、と言われるほど、沖縄では重宝されていました。スーパーに売られている豚肉の部位は実に豊富で、本土ではなかなか見られないものも多くあります。例えば三枚肉は薄切りのバラ肉として売られていることが多いですが、沖縄ではブロック肉で良く売られています。また、三枚肉ではなく、皮まで付いた、しいて言うなら五枚肉の状態で売られているところもあります。豚の皮は本土では滅多にお目にかかりませんね。表面に残っている毛を焼いて処理してきれいにされた状態で皮が付いています。皮付きの角煮はひと風味加わっておいしいものですし、皮だけ細かく切って煮込んだスープはダシもでて、コリコリとした食感がクセになります。
「ソーキそば」の名で知られている「ソーキ」とは「あばら肉」のことです。あばらの軟骨がトロトロになるまで煮込まれたソーキはまた格別です。その他、脚の部分も肩から「ウーヌヤジー」「テビチ」「チマグー」と細かく分かれ、煮込みやスープ、沖縄そばの付け合せで食べる、コラーゲンたっぷりの部位です。スーパーだけでも豪快で珍しい肉の部位を発見することができます。ぜひ、これらの部位を使いこなして料理できるようにしたいものです。豚、牛、鶏のほか、祝い料理で有名なヤギ肉やアヒルなどは専門店で食べることができます。
栄養豊富な島野菜
スーパーではひと通りの野菜類の他、沖縄独特の野菜を買うことができます。沖縄と聞いてすぐに思い浮かぶ「ゴーヤー」はもちろんのこと、「ナーベラー(へちま)」の他、葉物だけでも、「ニガナ」「サクナ」「ハンダマー」「ンジャナ」など独特の「島野菜」と呼ばれるものたちが出回ります。パパイヤが熟す前に野菜として食べる青パパイヤも有名ですね。
島野菜は、沖縄の強い紫外線の元で育つので、自分自身を守る為、抗酸化物質(ビタミンやポリフェノール)を多く含んでいます。栄養豊富な野菜たちも、沖縄県民の長寿にひと役かっていると言えそうです。

アメリカ直輸入の食品たち
沖縄は戦後、アメリカの統治下にあったため、何十年も昔からアメリカナイズされた食品が身の回りにありました。現在も、本土で買うよりもはるかに安くこれらの食品を手に入れることができます。「ランチョンミート」「コンビーフ」あたりはお土産としても人気が高く有名です。へたをすると本土の半額程度で買えます。野菜と炒めてチャンプルーにしたり、卵でとじたり、昔から様々な料理に利用されています。また、アメリカ生まれ沖縄育ちのハンバーガーチェーン、「A&W(エーアンドダブリュー)」や「ブルーシールアイスクリーム」は観光客にも人気のスポットであり、地元客からも根強い支持を受けています。

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